Sunflower Valley からの変更点

1. リメイクのきっかけ

2. Sunflower Valley からの変更点(今のページ)

3. リメイクへの想い


2. Sunflower Valley からの変更点

 

元のゲームである 「Sunflower Valley」 は素晴らしいゲームだったのですが、

遊びやすさ、ゲームバランスについて、いくつかの課題があると感じました。

Wouter氏 に日本語版を出すにあたってバランス調整や、変更したいことがあると伝えたところ

快く同意してくれた上に、テストプレイや調整にあたって様々な意見を交換してくれました。

(最終的に調整に関するメールのやりとりは150通以上に及びました)

 

◆コンポーネントの改良

・専用ダイス

元は1~6の数値が書いてあるダイスでしたが、

数字をアイコンに変換するための労力が必要で

プレイヤーがゲームに集中するのを妨げていました。

 

・「ホワイトボード」 から 「描ききりの紙タイプ」 への変更

本当に一番最後まで悩んだ項目です。

せっかく出来た(描いた)町を消さないで取っておいて欲しい

という想いから、あえて 「描ききりの紙タイプ」 に変更しました。

 

皆さんの思い出、ゲーム体験として家に持ち帰ってもらえるといいなーというのが作者の願いです。

写真にとってスマホの中だけにある、というのもイマドキですが、

ふとしたときに昔遊んだゲームの用紙が出てくる思い出も素敵かなと。

余談ですが、元バージョンのパブリッシャー名は 「Fully Analog」 という名前で

その名の通りにしたかったのです。

 

 

◆ゲームシステム、UI関連の改善

・1人用ルール追加

元々のゲームは2~5人用でしたが、ソロ用のルールを開発しました。

加えて上級プレイヤー用に1人用の特別ルールも作成しました。

このルールは私(福夕郎)が作ったものなので、日本語版にしかついていません!

 

・プレイヤーシートの変更、バランス調整

プレイヤーシートによる難易度を適正化するとともに、

難易度にあわせてパターンをわけバランス調整を行いました。

 

各シートでプレイ感が違ったものになるように作ったので

何度も遊んでもらえると思います。

 

加えて点数についても微調整を行い、

状況にあわせてしっかりと戦略を練ることが点数につながるようにしました。

 

・点数計算式の変更、追加

特定の点数計算が強すぎたため調整しました。

また、より運要素を減らした対戦形式をとるための点数計算方法をバリアントとして追加しました。

 

 

・UI改善

点数計算やプレイ時のアイコンの描き方など

あらゆる面でオリジナル版よりも分かりやすく、プレイしやすくUIを整えました。

 

(例えを挙げるために細かいゲーム内容になってしまいます)

例えば、色エリアボーナスをカウントするために、プレイヤーシートの下部に色ごとの

花数をカウントする欄を作った。などです。

 

 

少しでも遊びやすく、日本でも楽しんでもらうよう全力を尽くしたので

色んな方に遊んでもらえると嬉しいです。^^


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